犬のうつ病を知る|症状と原因・改善方法

このページでは、犬のうつ病の症状と原因、予防方法までを詳しくご説明いたします。
家族の一員である愛犬、普段とちょっと様子が違うってだけでも心配ですよね。

犬のうつ病がどんな症状なのか?原因を紐解くことで、どうやって改善すべきかを書いていきますので、一緒に学んでいきましょう。

犬もうつ病になる

一昔前までは、外飼いが主流だったこともあり、犬もうつ病になるということもあまり知られていませんでした。

昨今、室内飼いが多くなるに伴い、犬のうつ病や分離不安が認知されてきました。

まずは、犬のうつ病の原因からひも解いていきますので、少しずつ、犬のうつ病に対して一緒に学んでいきましょう。

犬のうつ病の原因

うつ病には必ず原因があります。
原因を解決することで、改善することもあります。

ストレスとなる原因は本当に様々なため、今から挙げる例はほんの一部かもしれません・が、できるだけ詳しく書いていきます。

家族との別れ

一緒に暮らしていた家族の誰かが亡くなる、一人暮らしを始める、など、家族との別れが引き金になる場合があります。

もちろん、人間だけでなく、家族とは犬も該当します。
愛犬のお父さんやお母さん、兄弟などなど、長い時間を一緒に過ごしてきた家族との別れは犬にとっても非常につらいものです。

環境の変化

引っ越しなど、長い時間暮らしていた家のニオイ、生まれた家と違うニオイがするなど、引っ越しが原因となる場合があります。
また、一人暮らしで犬を飼っている場合は、飼い主さんの帰宅時間の変化が大きな要因の一つとして考えられます。
飼い主さんには仕事があり、友人との付き合いがあるかもしれません。
しかし、その愛犬にとっては飼い主さんが世界のすべてです。

仕事の都合で帰宅までの時間が長くなる場合は、人間よりも正確な体内時計を持った犬にとっては強いストレスを受け続けることになります。

多頭飼いになる

このケースは実際に経験したことがあります。
幸い、私の場合はうつ病の手前だったので数週間で改善しました。

なので、経験をもとに書かせていただきます。
私の場合は後輩犬が原因で、先住犬がメンタルヘルスを発症しました。

双方の原因となるケースをそれぞれ書いていきます。

先住犬の場合

後輩犬を迎え入れた際に、後輩犬にやきもちを焼くのが原因と考えられています。
今まで自分一人に向けられていた愛情が、新しく迎え入れた子にも向けられるため、先住犬は強いストレスを感じる場合があります。
この場合、先住犬が後輩犬をいじめる原因となることも考えられるため、注意が必要です。

後輩犬の場合

生まれたばかりの子であれば、環境に慣れるだけなのでうつ病を発症することは考えにくいのですが、保護した子や、何らかの事情で家族として迎え入れることになった子は、環境が目まぐるしく変化することで、強いストレスを感じるため、うつ病の原因となる可能性があります。

犬のうつ病の症状

元気がない

他に病気やケガなどの原因がないのに元気がないのはうつ病の可能性があります。
具体的にどういう状態かを挙げていきますね。

  • お散歩に行く時間なのに動かない
  • 飼い主さん帰宅時も眠ったまま
  • 最近なんとなく元気がない

これらに当てはまるようであれば要注意です。

食欲の増減

最近食欲がないなぁ?そういえばここ数日好物を与えても残しちゃう…
他に病気やケガなどの原因がないのであれば、うつ病の可能性があります。

食べることに興味がなくなり、体重が減っていきます。
また、逆に過食になり、太ることもありますので、食欲が増減するようであれば要注意です。

ずっと寝てばかりいる

犬は眠りが浅く、一日の大半は寝て過ごします。
ただ、飼い主さんが帰ってきても迎えに来ないで眠っている、急な来客時の玄関のチャイムが鳴っても眠っているなど、あまりにも寝てることが目立つようであれば要注意です。

粗相の確立が増える

お留守番をさせた際に、トイレ以外の場所で粗相をする確率が高くなってきたら要注意です。
うつ病の兆候か、すでにうつ病になってる可能性があります。

自傷行為

犬は手足を舐めるのは普通の行為ではありますが、気が付いたらずっと舐めてたり、舐めすぎて出血したり、しっぽを噛んだりという自傷行為はすでにうつ病を発症している可能性があります。

喜びを感じなくなる

これは他の状況と併せて判断する必要があります。
以下、2つ以上当てはまる場合はうつ病の可能性があります。

  1. 来客に興味がなくなった(以前はドアベルの音を聞くと玄関まで走って行っていた)
  2. いつも遊んでいたお気に入りのおもちゃに見向きもしなくなった
  3. 以前喜んでいた遊び、おやつに興味を示さなくなった

犬のうつ病を予防するには?

犬のうつ病は犬種に関係なく、室内飼いであればどの子でも発症する可能性があります。
では、飼い主さんはどうしてあげれば愛犬をうつ病から守ることができるのでしょうか?
愛犬をうつ病から守るための予防法をご紹介いたします。

愛情・コミュニケーション

これは基本中の基本です。
どんなに時間がなくても、仕事で忙しくても、愛犬との時間は必ず設けてあげましょう。

何時から何時まで必ず愛犬との時間に割く。というように、時間を決めても良いかもしれません。
犬には感情があります。
愛情を持って接してあげてください。

どんなに忙しくても愛情をもって接してあげることで、必ず信頼関係が生まれます。
信頼関係が生まれれば、しつけがしやすくなるだけでなく、飼い主さんを信頼しているからこそ、どんなストレスにも耐えることができるようになります。

お留守番の工夫

一人暮らしで犬を飼っているのであれば、必ずお留守番は必要になってきます。
室内飼いが増えるのと比例して、うつ病や分離不安などの犬のメンタルヘルスが増えてきたのは、お留守番にほとんどの原因が考えられるといっても過言ではありません。
どうすれば愛犬がお留守番のストレスを軽減できるかを挙げていきます。

テレビ・ラジオ・音楽

犬は群れで生活するというオオカミのDNAが残っています。
そのため、唯一の家族である、大好きな飼い主さんがいないのは、犬にとっては非常にストレスです。

お留守番をさせる際には、テレビをつけっぱなしにするか、音楽をかけてあげましょう。
人の声や音が鳴り続けることで、少しでも不安な気持ちを解消してあげることができます。

室内の温度

犬は暑さに非常に弱い生き物です。
お留守番の際は、夏場は必ずエアコンをつけっぱなしにしてあげるなど、快適な温度を保ってあげましょう。
また、暑い日は、熱中症など、命に関わる場合もあるため、室内の温度に関しましては、必ず毎日意識してあげてください。

部屋の明るさ

部屋の明るさも重要です。
飼い主さんがいない部屋で、お留守番の際に真っ暗なるのは、愛犬にとって非常に不安を感じさせてしまいます。
タイマーで夕方に電気がつくようにしてあげるか、照明をつけっぱなしにして外出してあげるようにしましょう。

お留守番前の十分な運動

仕事などで長時間お留守番させなければいけない時には、直前までお散歩に連れて行ってあげることで、ぐったり疲れさせるというのも一つの手です。

犬は飼い主さん不在中も疲れてぐっすり寝てるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
犬のうつ病について少しは解決のお手伝いができましたでしょうか。

うつ病の改善には、原因をはっきりさせることが一番重要だと個人的には思います。

犬も個性があり性格もそれぞれです。
必ずしもここに書いてあることがすべてではありません。

愛犬に合った改善方法を見つけてあげるのも飼い主さんの役割ではないでしょうか。

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