犬のうつ病を知る|症状と原因・改善方法

このページでは、犬のうつ病の症状と原因、改善方法までを詳しくご説明いたします。
家族の一員である愛犬、普段とちょっと様子が違うってだけでも心配ですよね。

犬のうつ病がどんな症状なのか?原因を紐解くことで、どうやって改善すべきかを書いていきますので、一緒に学んでいきましょう。

犬のうつ病の症状

一昔前までは、外飼いが主流だったこともあり、犬もうつ病になるということもあまり知られていませんでした。

昨今、室内飼いが多くなるに伴い、犬のうつ病や分離不安が認知されてきました。

あなたの愛犬にこんな症状が見られるなら要注意です。

日常行動の変化

食欲がない

最近食欲がないなぁ?そういえばここ数日好物を与えても残しちゃう…
他に病気やケガなどの原因がないのであれば、うつ病の可能性があります。

食べることに興味がなくなり、体重が減っていきます。

元気がない

これも食欲がないのと同じで、他に病気やケガなどの原因がないのに元気がないのはうつ病の可能性があります。 具体的にどういう状態かを挙げていきますね。

  • お散歩に行く時間なのに動かない
  • 飼い主さん帰宅時も眠ったまま
  • 最近なんとなく元気がない

これらに当てはまるようであれば要注意です。

目を合わせようとしない

なんとなくいつもと様子が違うな?って思ったときに、そういえば愛犬が目を合わせてくれないって思いませんでしたか?

実は目を合わせようとしないのも、うつ病の症状の一つです。

犬は話すことができないため、アイコンタクトや耳、しっぽの動きで飼い主さんにメッセージを伝えていますが、目を合わせようとせず、伏し目がちになり、目が小さく見える、目線が常に遠くを見てるようなときは要注意です。

興味を示さなくなった

これは他の状況と併せて判断する必要があります。 以下、2つ以上当てはまる場合はうつ病の可能性があります。

  1. 来客に興味がなくなった(以前はドアベルの音を聞くと玄関まで走って行っていた)
  2. いつも遊んでいたお気に入りのおもちゃに見向きもしなくなった
  3. 以前喜んでいた遊び、おやつに興味を示さなくなった

粗相が増える

お留守番をさせた際に、トイレ以外の場所で粗相をする確率が高くなってきたら要注意です。
うつ病の兆候か、すでにうつ病になってる可能性があります。

この際は、症状が悪化するため、絶対に叱ってはいけません。

手足をしきりに舐める

過剰なグルーミングはうつ病の兆候です。

犬は手足を舐めるのは普通の行為ではありますが、気が付いたらずっと舐めてたり、舐めすぎて出血したり、しっぽを噛んだりという自傷行為はすでにうつ病を発症している可能性があります。

犬のうつ病の原因

うつ病には必ず原因があります。
原因を解決することで、改善することもあります。

ストレスとなる原因は本当に様々なため、今から挙げる例はほんの一部かもしれませんが、できるだけ詳しく書いていきます。

家族との別れ

一緒に暮らしていた家族の誰かが亡くなる、一人暮らしを始める、など、家族との別れが引き金になる場合があります。

もちろん、人間だけでなく、家族とは犬も該当します。
愛犬のお父さんやお母さん、兄弟などなど、長い時間を一緒に過ごしてきた家族との別れは犬にとっても非常につらいものです。

環境の変化

引っ越し

新しい家に引っ越したため、長い時間暮らしていた家のニオイ、生まれた家と違うニオイがするなど、引っ越しが原因となる場合があります。

飼い主さんの帰宅時間の変化

一人暮らしで犬を飼っている場合は要注意です。

飼い主さんには仕事があり、友人との付き合いがあるかもしれません。
しかし、その愛犬にとっては飼い主さんが世界のすべてです。

仕事の都合で帰宅までの時間が長くなる場合は、人間よりも正確な体内時計を持った犬にとっては相当なストレスとなるため、うつ病の原因となる可能性が考えられます。

多頭飼いになる

このケースは実際に経験したことがあります。
幸い、私の場合はうつ病の手前だったので数週間で改善しました。

なので、経験をもとに書かせていただきます。
私の場合は後輩犬が原因で、先住犬がメンタルヘルスを発症しました。

双方の原因となるケースをそれぞれ書いていきます。

先住犬の場合

後輩犬を迎え入れた際に、後輩犬にやきもちを焼くのが原因と考えられています。
今まで自分一人に向けられていた愛情が、新しく迎え入れた子にも向けられるため、先住犬は強いストレスを感じる場合があります。
この場合、先住犬が後輩犬をいじめる原因となることも考えられるため、注意が必要です。

後輩犬の場合

生まれたばかりの子であれば、環境に慣れるだけなのでうつ病を発症することは考えにくいのですが、保護した子や、何らかの事情で家族として迎え入れることになった子は、環境が目まぐるしく変化することで、強いストレスを感じるため、うつ病の原因となる可能性があります。

退屈

犬は遊ぶのが大好きです。
特に大好きな飼い主さんと遊ぶのは、犬にとって何よりも幸せなひと時です。

お留守番の時間が長かったり、お散歩に連れて行ってもらえなかったり、構ってもらえないことは犬にとっては非常につらいことで、強いストレスを感じます。

その他

犬も性格が様々なので、人間のほんの些細な行動がその犬にとっては、実は強いストレスを与えている可能性があります。

そういった些細なストレスの積み重ねが引き金になる可能性があります。
愛犬の性格を良く知りつくし、ストレスを与えないように心がけることが大切です。

犬のうつ病改善法

続きまして、犬のうつ病の改善方法を上げさせていただきます。

ただし、うつ病の原因がわかっているのであれば、その原因を取り除いてあげるのが一番です。

スキンシップの時間を増やす

これは基本中の基本です。
どんなに時間がなくても、仕事で忙しくても、愛犬との時間は必ず設けてあげましょう。

何時から何時まで必ず愛犬との時間に割く。というように、時間を決めても良いかもしれません。
犬には感情があります。
愛情を持って接してあげてください。

どんなに忙しくても愛情をもって接してあげることで、必ず信頼関係が生まれます。
信頼関係が生まれれば、しつけがしやすくなるだけでなく、飼い主さんを信頼しているからこそ、どんなストレスにも耐えることができるようになります。

屋外での遊びを増やす

スキンシップの一環になるかもしれませんが、犬はお散歩や外で走り回るのが大好きです。
ドッグランに連れて行くのも良いかもしれません。

外に出るだけでも、かなり刺激を受け、体を動かすことで免疫力が向上し、疲れるため夜はスヤスヤ眠ることができるようになります。

ただし、すでにうつ病を発症し、外出を嫌がってる場合は逆効果になるため、無理に連れていく必要はありません。

その場合は、様子を見て少しずつ短い時間でも外に連れ出してあげましょう。

目的のある遊びをする

投げたものを取って来させる、隠したものをもって来させるなど、頭を使う遊びをしてあげましょう。

愛犬が嬉しそうな表情をしたら、たくさん褒めてあげてください。 これを繰り返すことで、嬉しそうな表情をすれば褒めてもらえると学習します。

お留守番のストレスを軽減する

テレビ・音楽をかけてあげる

犬は基本的にお留守番が苦手です。
大好きな飼い主さんがいないのは、犬にとっては非常にストレスです。

お留守番をさせる際には、テレビをつけっぱなしにするか、音楽をかけてあげましょう。
人の声や音が鳴り続けることで、少しでも不安な気持ちを解消してあげることができます。

電気を調節する

家に帰ってきて明かりがついてないと、お留守番させてる愛犬がかわいそうだなって思ったことありませんか?

犬も真っ暗な中一人でお留守番するのって、実は非常に不安だったりします。
タイマーなどがあれば、夕方に電気がつくように設定してあげたり、または電気をつけっぱしにすることで、そんな不安も解消してあげることができます。

お留守番の前にはお散歩に連れて行く

仕事などで長時間お留守番させなければいけない時には、直前までお散歩に連れて行ってあげることで、ぐったり疲れさせるというのも一つの手です。

犬は飼い主さん不在中も疲れてぐっすり寝てるでしょう。

ペットシッター

あまり現実的ではありませんが、お金に余裕があれば、仕事中など、外出時にはペットシッターにお願いするのも一つの手段です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
犬のうつ病について少しは解決のお手伝いができましたでしょうか。

うつ病の改善には、原因をはっきりさせることが一番重要だと個人的には思います。

犬も個性があり性格もそれぞれです。
必ずしもここに書いてあることがすべてではありません。

愛犬に合った改善方法を見つけてあげるのも飼い主さんの役割ではないでしょうか。

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