レボリューションてどんなお薬?愛犬のフィラリア予防のために

このページでは、レボリューションがどんなお薬なのか、副作用や有効成分、使用方法などなど、詳しく書いていきますので、一緒に学んでいきましょう。
レボリューションとは
レボリューションは犬のフィラリア予防、だけでなく、ノミ・ダニ駆除まで一つでできる画期的なフィラリア予防薬です。
ファイザー社が開発し、高い安全性と確かな効果で、発売から現在に至るまで世界各国で使用されている、フィラリア予防薬です。
どんな効果のお薬?
レボリューションの効果はフィラリア予防だけでなく、ノミの成虫駆除や寄生虫予防、耳ヒゼンダニの駆除に高い効果を発揮します。
どんな効果があるのかを箇条書きにしていきます。
- フィラリア予防
- ノミ成虫、ノミの卵の孵化(ふか)を阻止、ノミの寄生予防
- 耳ヒゼンダニ
マダニには効かない
残念ながらレボリューションにはマダニへの駆除、寄生予防の効果はありません。 マダニとフィラリア予防を同時に行いたい方はネクスガードスペクトラがオススメです。
レボリューションの有効成分
有効成分はセラメクチンです。
セラメクチンは新しい「マクロライド系駆虫薬」で高い殺ノミ効果を示し、ノミだけでなく耳ヒゼンダニや回虫、フィラリアから愛犬を守ります。
セラメクチンの作用メカニズムは、寄生虫のグルタミン酸開閉型塩化物チャネル受容体に作用します。
チャネル(流入経路)を開きっぱなしにすることで、塩素イオンを持続的に流入させ、神経信号の伝達を妨害し麻痺させます。
また、セラメクチンは比較的副作用が少ない成分とされています。
レボリューションは何歳から使用できるの?
レボリューションは、6週齢のから子犬使用することができます。
また、その高い安全性から、妊娠中・授乳中の愛犬にも使用することができます。
レボリューションの副作用

レボリューションの副作用を調べてみると、ほとんどが飼い主さんの誤った使用方法によるものの報告しか発見できませんでした。
具体的に挙げていきます。
- 大型犬用のレボリューションを小型犬に使用
- 生後6週未満の子犬への使用
- 体調がすぐれない犬への使用
- 滴下する位置を誤り舐めてしまった
などなど、これらはすべて飼い主さんが注意すれば防げたものです。
また、2005年の発売から世界各国で使用されているはずですが、副作用の報告例は犬猫併せても「27件」のみとされています。
レボリューションの使用方法
毎月1回滴下
1
キャップ部分を上向きに持ち、キャップをカチっと音がするまでしっかりと押し込んで穴をあけます。
2
愛犬が舐めとることができない、首の裏側の被毛をかき分けて皮膚に押し付け、そのまま薬剤がなくなるまで絞ります。
3
皮膚から引き離し、薬剤が空になってるか確認してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
レボリューションがどんなお薬なのかを調べて書き綴ってみました。
なぜこれほどまでに有名でいまだに圧倒的に売れ続けているのかお判りいただけたかと思います。
フィラリア予防は毎年必ず行わなければいけないものですが、愛犬に対しては本当に安全なお薬を使用したいのが飼い主さんの本音ですよね。
このページが少しでも飼い主さんにとってフィラリア予防薬選びのお役に立てれば光栄です。