愛犬との何気ない日常に潜むノミ

愛犬が体をかゆがったり、虫刺されの痕を発見!
それはもしかしてノミかもしれません。

ノミはダニと同様に、そのままにしておくと、皮膚炎や感染症の原因となるため、注意が必要です。

また、ノミは愛犬だけでなく、われわれ人間も刺されます。

このページでは、ノミに刺されることでどういう症状が出るのか?
また、予防するには何をすべきかなどを具体的に書いていきたいと思います。

ノミを知ろう

ノミとは?

愛犬との散歩から帰ってきた際に、ブラッシングやシャワー、または体を触ってるときに、小さい虫が跳ねてるのを見つけたことはありませんか?
ノミは非常に小さくすばしっこい生き物で、日本では約30種類が生息しているといわれています。
気温が13度以上あれば繁殖できるため、冬場の暖かい室内でも注意が必要です。
気温が20~30度で繁殖サイクルが活発になり、大量発生の原因となります。

卵から孵化(ふか)し、卵を産むまでに、最短で2週間前後しか時間を要しないため、爆発的に増えていきます。

ノミの害ってどんなの?

ではノミに寄生されると具体的にどういう症状が発症するのかを書いていきます。
なんとなく刺されてかゆくなる、みたいなことはイメージできるのではないかと思いますが、実はそれだけではないので、注意が必要です。

ノミ刺咬症

一番多いのはノミ刺咬症ではないでしょうか。
ノミが吸血の際に出す唾液に対し、アレルギー反応が引き起こされることで、刺された箇所に激しいかゆみが生じます。

この激しいかゆみのため、自分で激しく掻いたり、噛んだりすることで化膿性皮膚炎などに進行してしまいます。

1匹のノミに噛まれただけでも皮膚炎を張症する場合があるため、徹底したノミ駆除が必要です。

また、中にはアレルギー反応が起こらない子もおり、無症状のケースも見られます。
ただし、多数のノミが寄生すると、抵抗力が弱い仔犬や老犬は貧血になる可能性があります。

瓜実条虫感染症

ノミは体内に瓜実条虫の卵を宿している場合があります。
瓜実条虫に寄生されたノミを飲み込んでしまうことで、体内に取り込み、寄生されてしまいます。
体内で成長し、下痢や嘔吐を引き起こします。
愛犬が肛門を気にするようになったら要注意。

ノミってどこで寄生するの?

では次に、ノミがどこで寄生するのかを詳しく書いていきます。
まずはノミ予防薬を使用していない場合は寄生される可能性が格段に高くなります。

散歩中

お散歩中に草むらや、他の犬と接触することで、寄生する場合があります。
田舎だと野生のシカやイノシシがまき散らすことで繁殖してしまうことが考えられます。

ドッグラン

ドッグランも多数の犬が集まる可能性があるため、注意が必要です。

動物病院

意外と思われがちではありますが、動物病院も寄生スポットの一つで、どういう環境で飼育されている子が来るかわからないため注意しましょう。

室内の卵が孵化(ふか)した

愛犬が使用しているブランケットやソファ、床、畳の隙間、家具の隙間などにノミの卵がある場合、条件がそろうと孵化(ふか)し、愛犬に寄生します。

もしノミを見つけたら?

ブラッシング中や愛犬とのスキンシップ中にもしノミを発見してしまったらどうすべきかを書いていきます。

まずは、犬の皮膚に茶色っぽい細かいかさぶたを見つけたら、濡れたティッシュの上に置いてみましょう。

赤くにじんできた場合は、吸血したノミの糞です。
その場合、ノミに寄生されている可能性が非常に高いですが、ゴマ程の大きさのノミを見つけ出すのは非常に困難です。

仮に捕まえたり見つけたりしても、絶対につぶすことは止めましょう。

メスの場合は体内の卵が飛び散ってしまったり、口に入った場合は瓜実条虫に感染してしまう可能性があります。

まずは卵の飛散を防ぐために、洗剤を入れた容器に入れるか、セロテープなどで捕まえることをオススメします。

愛犬をノミから守ろう!

日常の色々なところに潜むノミですが、ではどうすればノミから愛犬を守ることができるのでしょうか?

愛犬をノミから守るための方法を具体的に書いていきますね。

定期的な掃除

ノミを予防するためには定期的な掃除は欠かせません。
なぜなら、埃の中にはノミの卵や幼虫の棲みかだからです。

常に清潔な部屋を保つことで、ノミの寄生を極力抑えることができます。

布団・ブランケットを天日干し

われわれ人間が使用している毛布や、愛犬がお気に入りのブランケット、ぬいぐるみ、おもちゃなども、ノミの温床になっている場合があります。

日光で布団やブランケット内のノミを駆除しましょう。
忘れてはいけないのは、取り込んだ後。
室内に取り込んだ際に、ノミの幼虫の死骸や卵をくまなく吸い取るために掃除機をかけてあげましょう。

ノミ駆除薬

ノミ駆除薬で確実に駆除する方法です。
ノミ駆除薬は、すでに寄生されている場合や、愛犬の被毛に潜む卵や幼虫の孵化(ふか)を防ぐ効果もあるため一番効果的です。

また、さまざまなタイプの駆除薬があるため、愛犬の好みに合わせて選ぶことができるのもうれしいですね。

チュワブルタイプ

おやつのようにフレーバーがついてるため、錠剤や滴下式のお薬が苦手な子におススメです。
うちの子も大好きで、中々錠剤を飲んでくれなかったり、グルーミングが心配な多頭飼いの家庭で大活躍間違いなしです。

滴下式(ピペット)

レボリューション

首の後ろに垂らすだけでOKなタイプのお薬です。
投薬が苦手な子にとっては非常に簡単で、実際うちの子にも使用してた時期がありました。
すぐに乾くので、2時間後にはシャンプーをしても影響はなく、すぐにお散歩に行けるのも魅力です。

錠剤

このタイプは昔からあり、メリットとしては価格が安く、砕いてごはんに混ぜて与えたりできますが、薬だけ残してしまったり、吐き出してしまうことがあるため、個人的にはあまりオススメできません。

まとめ

刺されるとかゆいだけでなく、さまざまな病原菌を持ってるノミ。
とにかく厄介です。

常日頃からお部屋を清潔に保ち、お散歩の後はブラッシングやシャンプーでしっかり予防しましょう。

愛犬をノミから守ることができるのは、飼い主さんしかいません。

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